メガネに映像を表示して商品などが観れるスマートグラス

スマートグラスはあまり聞きなれない言葉ですが、身に着けるウェアラブル端末の一種でメガネのようにかけて様々なことを行うことができるものになります。多岐にわたる機能があるため、より生活を便利にすることが期待できます。
ここでは、そんなスマートグラスの多機能な性能やメリット、デメリットのことを紹介していきます。

スマートグラスの機能

スマートグラスは拡張現実技術によって、様々な映像を表示することができるようになっています。
できることとしては、カメラや動画鑑賞、速度確認や居眠りの防止、買い物機能や地図機能、天気情報を確認したり、文字の自動翻訳、検索機能などを行うことができます。
アプリを使って機能を拡張することができるようになっていることから、これ以外の機能も増えていくと考えられています。
スマートフォンに代わるデバイスとしても注目されており、サイクリストに最適化されてものから、マイクや超小型のスピーカーを搭載しているものなど様々なタイプが販売されてきているのが現状です。

少し前までは装備した様子が機械っぽいものが多かったですが、近年では普通のメガネのように着けられるようになってきているのも嬉しい点です。通常のメガネに比べてテンプルの部分がゴツメではありますが、正面から見れば十分普通のメガネに見え、髪が長ければ十分にテンプル部分も隠せます。
デイリーユースとスポーツユースと使い方によって選ぶこともできるようになっており、どんな場面で使いたいかを考えることによって自分にあったものを選ぶことが可能となっています。

スマートグラスのメリット・デメリット

スマートグラスのメリットとしては、映像をいつでもみることができるということが挙げらます。スマートフォンはいちいち取り出して使用する必要がありますが、メガネタイプのスマートグラスは常に身に着けることができ、視線を動かすだけで操作ができるためいつでも好きな情報を集めたり、必要な機能を利用することが可能です。
また、AR表示ができるというのも大きなメリットです。車を使っているときには現実の道路とナビゲーション表示を合わせてみることができたり、料理をしているときにすぐにレシピを確かめられるなどが挙げられます。
商品なども見るだけで簡単に購入することができたり、気になる商品を自宅でじっくり見ることができるなどのメリットがあります。

ただし、スマートグラスにはデメリットもあります。
メガネのようにかけて使うものですので、メガネが苦手、見た目が気になるという場合には向いておらず、重さもあるため長時間使用するとストレスを感じてしまうウェアラブル端末です。
バッテリーの持ちが悪いというのも大きなデメリットです。頻繁に使用するという場合には、6時間程度しか持たなかったという記録もあるため注意が必要となります。
また、カメラがついているデバイスですので、つけたままだと入れない施設があるなどの不便が出てくる可能性も考えられます。

スマートグラスを選ぶ場合には

スマートグラスは、メガネ型でありながら多機能なウェアラブル端末です。メリットが多く様々な機能を扱うことができ、両手を空けながらスマートフォンを使いたいという人にはとても便利な機器となっています。
ただし、デメリットもあるため長時間使ったりするには向いていないなどの問題もあるので、そのデメリットも考えて購入することが大切です。